音楽とアートと歴史に出会う!下北沢ぶらり街歩き10選

小田急線・下北沢駅周辺は、音楽やアート、歴史が息づくカルチャーの街。
駅前の待ち合わせスポットから、レコードショップやギャラリー、歴史あるお寺や神社まで、歩いてめぐれる魅力的な場所がぎゅっと集まっています。
今回は、そんな下北沢でぶらりと街歩きを楽しむのにぴったりなスポットを10か所ピックアップしました。友人とのお出かけやひとり散策の参考にしてみてくださいね。
①【街角スポット】待ち合わせにもぴったり!下北沢駅前のシンボル「こいぬの木」(Recipe SHIMOKITA)

下北沢駅から徒歩約1分にある商業施設「Recipe SHIMOKITA」の前に立っているのが「こいぬの木」です。木の上に小さな犬がちょこんと座るユニークなオブジェは、地元の人々の間で親しまれている待ち合わせスポット。下北沢らしい遊び心と温かさが感じられるデザインで、初めて訪れる人も自然と目を留めてしまいます。
「こいぬの木」は、下北沢の街歩きを楽しむスタート地点としてもおすすめ。駅からすぐの立地にあるため、友人と集合してから古着屋やカフェ巡りに出発するのに便利です。昼間は青空の下でのんびりと、夜はライトアップされた姿がまた違った雰囲気を見せてくれます。都会的な景観の中に、どこか心を和ませてくれる小さな存在感が魅力です。
下北沢に来たら、まずは「こいぬの木」の前で集合してみてはいかがでしょうか。記念に写真を撮る人も多く、街歩きの思い出のワンシーンにもなります。
実際に行かれた方の感想は 「下北沢駅のこいぬの木」 からお読みいただけます。
「こいぬの木」スポット情報
②【カルチャー】運命の一枚があるかも?レコードの世界を探検しよう(フラッシュ・ディスク・ランチ)

下北沢駅から徒歩約3分にある「フラッシュ・ディスク・ランチ」は、音楽好きなら一度は訪れたいレコードショップ。国内外のアーティストを扱うラインナップは幅広く、ジャズやソウル、ヒップホップからクラブミュージックまで、さまざまなジャンルが揃っています。レコードを一枚ずつ丁寧に掘り起こす楽しみを味わえる空間で、時間を忘れて音楽に浸れるのが魅力です。
店内には音楽とカルチャーを愛する人々が自然と集まり、スタッフとの会話から新たなアーティストに出会えることもしばしば。アナログ盤ならではの温かみのある音に触れると、デジタルでは味わえない音楽体験が広がります。初めてレコードに触れる人も、音楽を深掘りしたい人も楽しめる、下北沢ならではのカルチャースポットです。
下北沢の街歩きの途中でふらっと立ち寄れば、棚にずらりと並んだレコードを眺めるだけでもワクワク。色鮮やかなジャケットを見比べたり、思いがけない一枚に出会えたりと、レコードならではの魅力を存分に味わえます。お気に入りを探す過程そのものが、このお店なら特別な体験ができそうです。
レトロなジャケットを見て楽しい気分になりたい方は 「レコードの世界を探検」もぜひご覧ください。
「フラッシュ・ディスク・ランチ」お店情報
【公式HP】公式サイト
【住所】東京都世田谷区北沢2-12-16 三鈴ビル2F
【アクセス】小田急線 下北沢駅 徒歩約3分
【電話番号】03-3414-0421
【営業時間】12:00〜20:00
【定休日】水曜日
【住所】東京都世田谷区北沢2-12-16 三鈴ビル2F
【アクセス】小田急線 下北沢駅 徒歩約3分
【電話番号】03-3414-0421
【営業時間】12:00〜20:00
【定休日】水曜日
③【建築】登録有形文化財に指定された美しい教会(下北沢グレイスガーデンチャーチ)

下北沢駅から徒歩約7分の住宅街に佇む「下北沢グレイスガーデンチャーチ(富士見丘教会)」は、昭和初期に建てられた木造ゴシック建築の教会です。尖塔やステンドグラスが印象的で、どこか海外にいるような雰囲気を漂わせる建物は、国の登録有形文化財にも指定されています。
静かな環境に包まれ、都会の喧騒を忘れられる特別な場所として、多くの人々に親しまれています。 礼拝堂の内部に一歩足を踏み入れると、木の温もりにあふれた空間が広がり、天井の梁や色鮮やかなステンドグラスが美しい光を演出します。ドラマロケ地跡などの見学も含まれるガイドツアーも定期的に開催されています。
歴史ある建築を訪れることで、下北沢のもう一つの魅力に気づけるはず。散策の途中に立ち寄り、文化財としての価値を感じながら、美しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お城を思わせるような素敵な外観は「登録有形文化財 下北沢グレイスガーデンチャーチ」からもご覧いただけます。
「下北沢グレイスガーデンチャーチ」施設情報
④【カルチャー】人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の聖地めぐり(下北沢駅周辺)

音楽とカルチャーの街・下北沢は、人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の舞台としても注目を集めています。主人公たちがライブをしたり、練習に励んだりするシーンに登場するスポットが数多くあり、ファンの間では聖地巡礼の定番エリアになっています。
『ぼっち・ざ・ろっく!』は、ギターを手にした“ぼっち”な少女が仲間と出会い、バンド活動を通して成長していく青春アニメ。作中に登場するガールズバンド「結束バンド」の舞台として、下北沢のライブハウスや街並みが数多く描かれています。実際の下北沢を歩くと、アニメのシーンと重なる景色に出会えるため、ファンの間で聖地巡礼スポットとして人気を集めています。
下北沢駅から歩いてすぐのライブハウスや商店街は、アニメを見ていない人でも楽しめるスポット。音楽を通じた青春の物語と、実際の街の風景が重なり合うことで、下北沢ならではの「リアルとフィクションが交わる体験」が味わえます。
ファンはもちろん、音楽や街歩きが好きな人にもおすすめの聖地めぐり。写真を撮りながら歩けば、日常の風景がちょっと特別に感じられるはずですよ。
話題のフォトスポットを散策してみたいかたは「人気アニメ ぼっち・ざ・ろっく!の聖地が下北沢に」 もチェックしてくださいね。
「下北沢駅周辺」スポット情報
⑤【お笑い】無料で楽しめるお笑いライブ(下北GRIP)

下北沢駅から徒歩約3分のところにある「下北GRIP」は、若手芸人たちが日々ネタを磨くお笑いライブ会場。入場料無料で気軽に立ち寄れるのが大きな魅力で、将来『M-1グランプリ』などで活躍するかもしれない芸人の舞台を、間近で見ることができます。
小さなライブハウスのような空間は、観客と芸人の距離が近く、一体感のある笑いに包まれます。ベテラン芸人がゲストで登場することもあり、常に新鮮な笑いが楽しめる場として人気です。芸人の成長を見届けられるのもファンの楽しみのひとつ。
気軽に立ち寄れて大笑いできる「下北GRIP」は、観光の途中で寄るのにもおすすめ。エネルギッシュな空気に触れれば、心も元気になれるはずですよ。推しの芸人さんとの出会いもあるかもしれませんね。
お笑い無料ライブを楽しんだレポは「『M-1グランプリ』へ羽ばたくお笑いライブ入場無料」 も読んでみてくださいね。
「下北GRIP」施設情報
⑥【音楽】街に響く音色「シモキタまちピアノ」(SHIMOKITA FRONT)

下北沢駅からすぐの商業施設「SHIMOKITA FRONT」に設置されている「シモキタまちピアノ」。誰でも自由に演奏できるストリートピアノで、街ゆく人々を音楽でつなげる存在です。
通りかかった人がふと奏でるピアノの音色に、立ち止まって耳を傾ける人や一緒に歌い出す人の姿も。プロの演奏者が驚くようなテクニックを披露することもあれば、子どもが一生懸命に鍵盤を叩く姿も見られ、日常の中に小さな感動が生まれます。人にピアノを聴いてもらいたいなぁという人の発表の場ともなるので、演奏してみたい人にはうれしいですね。
「音楽の街・下北沢」を象徴するまちピアノ。観光やショッピングの合間に立ち寄れば、一期一会の音楽体験に出会えるはずですよ。
一期一会のピアノ演奏との出会いは「ストリートピアノの魅力を伝える、シモキタまちピアノ」もお読みくださいね。
「シモキタまちピアノ」施設情報
⑦【アート】映像作家オーナーのギャラリー(Gallery Deepdan)

下北沢から徒歩約10分の場所にある「Gallery Deepdan」は、映像作家でもあるオーナーが運営するギャラリーです。独自の世界観が広がるオリジナリティあふれる展示空間です。
写真や映像、インスタレーションなどジャンルを超えた表現が発表されるのが特徴。訪れるたびに新しいアートに出会える刺激的な場所で、アーティストと直接交流できる機会もあります。
街歩きの途中に立ち寄れば、日常とは違う視点に出会えるはず。下北沢の自由なカルチャーを体感したい人にぴったりですよ。
実際に行かれた方の感想は「映像作家でもあるオーナーのギャラリー」 からお読みいただけます。
「Gallery Deepdan」施設情報
⑧【アート】多彩な展示が行われる(ギャラリーHANA 下北沢)

下北沢駅から徒歩約7分、下北沢一番街に位置する「ギャラリーHANA」は、気軽にアートに触れられるギャラリー。白を基調とした明るい空間で、絵画・写真・立体作品などジャンルを問わない展示が行われています。
若手作家の個展からグループ展まで幅広く開催され、地元アーティストの発表の場としても親しまれています。訪れるたびに新しい発見があるのも魅力。
下北沢らしい自由な表現に出会える場所として、街歩きの途中にふらっと立ち寄るのにおすすめですよ。
カルチャーの街でアートに出会える素敵な体験は「下北沢1番街のギャラリー」 もチェックしてください。
「ギャラリーHANA 下北沢」施設情報
⑨【歴史】室町時代に創建された徳川ゆかりのお寺(森巖寺)

下北沢から徒歩約10分の「森巖寺(しんがんじ)」は、室町時代に創建された由緒あるお寺です。徳川家ともゆかりが深く、江戸時代には将軍家の祈願所とされていました。境内には立派な山門や本堂があり、都会の喧騒を離れて静かな時間を過ごせる空間です。
四季折々の自然も魅力で、春は桜、秋は紅葉が境内を彩り、訪れる人の目を楽しませます。地域に根づく歴史ある寺院ながら、緑豊かな境内はまるで都会のオアシスのよう。散策の途中で足を止めて心を落ち着けるのにぴったりです。
また、森巖寺では定期的に「写経会」が開催されており、静かな環境で心を整える体験ができます。歴史散策とあわせて参加すれば、より深い癒しを感じられるはずです。
実際に行かれた方の感想は「下北沢で江戸の歴史に触れる!徳川ゆかりの「森巖寺」に参拝しよう!」 からお読みいただけます。
「森巖寺」施設情報
⑩【歴史】お祭りも賑わう。古くから地元の人に親しまれている神社(北澤八幡神社)

下北沢駅から徒歩約12分にある「北澤八幡神社」は、室町時代から続く下北沢の総鎮守。地元の人々から「八幡さま」と呼ばれ、古くから親しまれてきました。境内は緑に囲まれ、厳かな空気が流れています。
秋に開催される例大祭は地域をあげての大イベントで、神輿や屋台でにぎわい、下北沢の街全体が祭りムードに包まれます。御朱印のほか、勾玉入りのガチャガチャおみくじにはシークレットもあるそうです。下北沢のお散歩スポットとしても楽しそうです。
歴史ある神社に参拝し、街のルーツに触れるのも街歩きの楽しみのひとつ。散策の最後に立ち寄れば、心もすっきりと清められるはずですよ。
下北沢巡りの候補の一つにぴったりの神社については「下北沢の初代中心地はここ!室町時代から続く「北澤八幡神社」とは?」 もチェックしてくださいね。
「北澤八幡神社」施設情報
今回は、下北沢カルチャーを体験できる散策スポットを10か所ご紹介しました。フォトスポットからギャラリーまで、予約なしでふらっと立ち寄ることのできる場所をご紹介しましたが、気になるお店はありましたか? カルチャーやアートに触れたり、歴史を感じたり、散策するたびに新しい発見があるのが下北沢の魅力です。ぜひ、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね♪
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